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2009年8月2日

iPhoneとVespaが好きなんです...

今日はVespaを思いっきり綺麗にしてやりました。
毎日の梅雨のような天気で結構汚れてきたのと、ボディの大半をスチールで造られているVespaにとって湿気は大敵なんです。
イヤなことを忘れVespaと向き合うことは、私にとって貴重な時間。

あまり知られてないですが、Vespaはフレームという人間でいうと骨の部分がありません。
モノコックボディなんです、まさにカブトムシやクワガタと同じ感じ...w
エンジンは右側にオフセットされ、普通の人が跨がると右に傾いていく感じになります。タイヤとはダイレクトにつながっていて、チェーンやベルトを一切使ってないんで消耗部分が少なくメンテナンスが楽です。

左側にはバッテリーと、今では珍しく予備タイヤが収納されています。
前後のタイヤ構造が同じなので急にパンクしても大丈夫!

この角度からのラインは日本製にはないもの。
イタリア人のデザイン感覚は大変勉強になります、必然性がデザインされていると...

このPXというVespaはすでに生産中止になってます。基本設計は30年以上前から変わらずデザインも変わっていません。
いつも工業製品を見るとき、スタンダードな良質の製品を選ぶようにしています。
永く使えるというのは物を大事にすることに繋がると思うからです。

ただ、様々な製品が溢れかえっている現代、良質の一品を手に入れることは意外に難しい...

いや、この手にあるiPhoneは最高の一品ではないのか?

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